新潟県 阿賀野川のほとりの一軒宿　ゆらりゆら水鳥の宿 「さきはな」　の女将とスタッフによる痛快日記！はたしてどんなことが起こるやら・・・

今日、五泉市村松の【たいまつ食品】さんから米粉が届きました
（良かった～間に合いました）
そうです、女将一押し、桑の葉パウダーとぜりーでお馴染みのたいまつ食品さんです

今年3月、女将は米粉の工場が完成するというお話しをお聞きしていました。
油の吸収が小麦の約3分の１、サクッとした感触と、もちもち感がとても美味しいと言われ・・
「何時になったら、さきはなが頂ける様になりますか？」
「・・・そうですね～」
とその時、はっきりとお返事はいただけなかったのです。
その後震災があり、たいまつさんでも、大忙し・・
ＧＷにはとうてい間に合わないと覚悟を決めてはいたのですが・・

ところが、4月に入って、サンプルが届き・・
（女将が揚物にお出ししたい事を分っていてくださったのです）
嬉しかった～～～♪

早速、板長にお願いをして・・毎日米粉・・米粉・・
そして、ついに出来上がりました
『コシヒカリ揚げ』
（詳しくはお知らせページをお読み下さいませ）

まだ、たいまつ食品さんでは、一般販売はされていませんので、
五泉産コシヒカリの米粉使用は、さきはなが1番のりでした。

さきはな自慢の一品を・・皆様・・・どうぞ・・召し上がれ・・

朝のことです。
昨日お泊りのＳ様　山形からお越しいただきました。

「あの～昨日プロポーズされて～今日入籍する事になりました～♪」
「え！！！！！！！！ホントですか～？、おめでとうございます～」
「いい記念になったので～毎年結婚記念日には来ようね！って思ってます」
と言いながら結婚指輪を見せていただき・・
「・・・・・・」
あまりの感動・・・に言葉がでませんでした。
もう心臓がバクバクで・・
ただただ笑顔・・笑顔・・笑顔・・

・・・でも・・女将はすぐさま・・彼に謝罪を・・
「ごめんなさ～いサプライズだったのに、夕べちょっと変な事言っちゃいました」
「あ！いやいや・・ちょっとドキッとしましたけど、こいつこれでもかって言うほど鈍感なので、全然大丈夫でした」
彼女も・・
「私、女将さんに言われたけど～全然気づかなくって・・いきなりだったのでビックリして～」
加藤君・・
「すみません・・うちの女将がご迷惑をおかけしました～」

・・女将謝罪の訳は？？

おふたりにとっては初めての旅行だったそうです
彼からご予約の時にメッセージをいただいていました。
しっかりと読んだはずなのですが・・・
サプライズ！と書いてあった部分を、どうやら見逃していたらしく・・（まったくすみません）

ご挨拶に伺った時・・
「ようこそ、お越し下さいました～・・・」
と最後に・・
「もしかして明日とか、入籍！！なんてあるんでしょうかねぇ～」
「い～え～多分来月あたりに～」
「そうですか～楽しみですね～どうぞ良い思い出をおつくりになってくださいね！」

ご挨拶から帰った私・・
（入籍の日にちが変わったのかな？）くらいにしか考えていませんでした。
まさか、まだプロポーズをされていないとは、つゆ知らず・・・
ホントに、ホントに、ごめんなさい
それにもかかわらず、笑顔のおふたりの寛大なお気持に感謝・・です

これから、出す婚姻届けを手に、おふたりには記念撮影を・・
「ちょっと待って！」
桜の枝をちょっといただき、花嫁さんの胸にさして・・

ブログを載せる事にも、快諾していただきました

「ブログを読んだ大勢の方に、祝福をして、いただきましょうね」

さきはなから初めての新婚さん誕生の瞬間・・・
・・感動の宿・・ホテルさきはな・・
満開の桜も、と～～っても嬉しそうです。
お・・し・・あ・・わ・・せ・・に♪

あ～～可愛い♪・・思わず笑顔がこぼれます。

東京からお越しのT様　奥様のお誕生日が4月24日という事で、ジャストのお泊りでした。
サプライズ！！ご主人と、お越しになられる前から、いろいろと打ち合わせ・・・というのは、ご朝食後に、アニバーサリーケーキをお持ちして・・という手はずに・・・

「おかみ～くれぐれも～～」と皆に言われ・・ドキドキの２日間。
朝一番！出来立てのハートケーキをお持ちして、（う～～んどうだったかなぁ）
お発ちの時に、種明しを（奥様と～っても喜んでくださいました）よかった～♪
旦那様の粋なはからいに、感動！でした。

玄関先で、いっぱいお話しも伺いました。
【子供には、なるべく多くの人とふれあって、コミニュケーション力を養わせたい・・・
自然の花や、景色など、都会では見られないものや、体験できない事を、旅行を通じて楽しませたい・・】というご両親の想いをストレートに感じ・・とても感激をいたしました。
そして、その場所にさきはなを選んで下さった事にも、感謝です。

昨日は雨だったのに、今日はこんなに晴れて・・・桜も満開！　
仲良しご姉弟のシャボン玉は春のそよ風に乗って、さきはなのお庭でゆらゆら揺れています。
あ～～シャボン玉が消えないうちに・・・ご家族がどうか幸せでありますように、と願をかけました。

そう言えば・・『食育』ってありますよね・・様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人を育てる事・・

それじゃぁ　『旅育』ってどうですか？
さきはなで１泊・・さきはなファミリーとふれあい、女将と戯れ？・・地産地消のお料理から、食を学び、家族と楽しいひと時を過ごす。自然やいろいろな場所で、素敵な事を発見・・

こんなプランあったら良いですね！（早速プラン化しないと・・）
のびのびと育っていらっしゃるお子様に、T様ご夫婦の願いはきっと届いていますね・・

お子様の健やかなご成長を心よりお祈りいたします。

さきはな主催のGB（ゲートボール大会）「10周年記念大会１升まつり」が行われました。
震災前に、ご案内をお出ししていたのですが、もし参加者が居られなかったら、中止をしようと思っていたのです。
４月に入り、【元気になろう日本！】と再度、募集をいたしましたら、こんなに多くの方が参加をして下さいました。この皆様のお気持に、さきはなも精一杯お応えさせていただきます。

私のご挨拶の後、『佐渡おけさ』で幕開け～～～♪
唄って下さったのは、民謡の全国大会にも、出場経験者のY様
（それにしても、GBも上手くて歌も上手くて・・いや～凄いです）
皆様、手拍子で・・最高ですね～
う・・・・？？ん・・・？？
真ん中で、一緒に手拍子をしているのは？？？
美紀ちゃんと明ちゃんではありませんか！！
それにしても、楽しそうです♪（若いのに、佐渡おけさなんてわかるのでしょうか？）
ホントに、和やかな雰囲気で、あ～～大会を中止しないで良かった～って思いました。
『ね～ふたりとも～そろそろ次のお料理が出来上がっている頃じゃない？？』
『ま～良い事にしましょう・・・』
歌が終ったら、きっと全力疾走！！です

 ちょうど同じ日に、宮城のお客様もお泊りでした

「そちらが大変な時に、こんなどんちゃん騒ぎをして、お気を悪くされましたか？」

「いえいえ・・来る途中、旅館は自粛で大変だから、自分達だけかもしれないなぁ～って言いながら来たんですよ・・賑やかで良かったです」

「私達もできる事は、行っていきたいです・・どうぞごゆっくりお過ごし下さいませ」

優しい笑顔に、ますますの勇気をいただきました

「おはようございま～す」
いつものように、リネンの元気なおじ様がいらっしゃいましたよ♪
（浴衣やシーツ、バスタオルなどのクリーニングをお願いしています）
「おはようございます」
（ちょと元気の無いさきはなファミリー）
震災後、キャンセルや自粛で、来客数が激減している為なんです。

おじ様は元気良く、使用済みの浴衣などを取りに階段を上って行かれました。
・・・・そして・・・戻って一言・・
「今日も少なかったですね～う～～ん・・・」
「さきはなさんにお客様がいっぱい来ないと、うちの汚れ物も出ないんだよね～」
「・・そうだ！！私がパンフレット持って、さきはなさんのお客さん探して来ないと・・なぁ～」

私はその言葉を聞いて・・胸がキュンとしました。
一つは、ご自分の会社の事を本当に想っていらっしゃる事・・
もう一つは、さきはなの事も、想って下さっている事・・

そうなんです・・自分のお店（会社）が良くなるには、取引先の事もちゃんと考えないと・・・
私はそれからず～～っと・・・考えていました。

さきはながいつも、無理をお願いしたり、良くして下さっている会社や、業者の方の為に・・できる事を・・

いくら考えても・・考えても・・行き着く答えは一つ・・
それは、やはり、さきはなが繁盛する事だと・・・
そして、その為には、お客様に選ばれなくては・・・
選ばれる為には、良い宿でなければ・・・
良い宿である為には・・・いっぱいいっぱいあります。
まだまだ・・ですね・・

今は大変な時期ですが、温かいお客様の声や、いろいろな方々の要望にお応えできるように・・・
そして、多くの業者の方々の想いも、さきはなを通じてお客様に伝えられるように・・・

一歩・・一歩・・良い宿を目差して・・

朝のなにげない会話でしたが、とても考えさせられ、そして元気をいただきました。
私のちょっと弱気な心は、いつの間にかほんわか・・あったか～くなっていました。

さきはな　は　さきはな　らしく　これからも前を向いて歩いて行きます。
たくさんの、方々に、支えられ・・・・感謝の心を忘れずに・・・

見て下さい・・・新潟名物【もも太郎】
見るも無残に、溶けちゃってます。
・・・でそのわけは？・・・
若旦那、午前中にせっせと売店の掃除！！
うん？？？？？このコンセントは？？？アイスストッカー！！
抜けてる！！！！慌てて中を確認したら？この有様・・・
なのに・・女将はそんな事とも知らず・・
「ね～誰か、昨日る～れのストッカーの電源入れた？入っていないのに、抜かなきゃダメだよ～」
「気が付いたから、抜いておいたけど・・気をつけてね～」

「お～か～み～コンセント抜いたんですか～！？！」
「そう・・抜いたよ～♪だって節電だもん♪」
若旦那、それで犯人が分りました。

（それにしても、昨日の夕方から・・・17時間）
「女将が抜いたのって、アイスのコンセントだよ～！！」
「え～～～～！！！うっそ～～～！！ごめ～ん！！！」

「あ！でもアイスストカーって電気が切れても1昼夜は大丈夫なんだよ！」

「大丈夫・・・ねぇ～」

もも太郎は、再冷凍をして、みんなのおやつになりましたとさ・・・

それにしても、いつもの事とは言え・・・ため息が出るさきはなファミリーでした

他のアイスが気になりますね・・・とりあえず大丈夫・・良かった～

「ばんざ～い！」しおりちゃん　2歳です
今日も、元気に　お見送りさせていただきました。

天気も良くて、ホントに良かったです。
「またのお越しを～～～・・・」
「ハイ！また来ます」
皆様からいただいた、温かい笑顔・・・
こんな時だからこそ、いつにも増して元気に・・

そんななか・・
お母様がお会計の時、キッズコーナーで楽しく遊んでいたしおりちゃん
玄関まで、元気に走って来て・・・
女将の「またね～」に・・
「またあした～～♪」
可愛い声が返ってきました
思いがけないお返事に、一同・・大爆笑！そして・・笑顔♪・・笑顔♪・・笑顔♪
「またあした来てくれるの～ありがとうね～」と若旦那

いや～～～癒されました～～～
可愛い　可愛い　天使は　私達の心に　明るい光を・・・

どんな時でも、子供の笑顔、何気無い言葉は、本当に元気を、勇気を与えてくれます。

しおりちゃん・・8月におねえちゃんになるんです。

ありがとうございました。

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これは、嬉しいお客様（作家の先生）からのお届け物です
茶封筒の包みが届き、送り主を見て思わずあ！と声をあげてしまいました
待ちに待った第２作目・・・と直感！！
ゆ～っくりと封筒を開けると・・やはり・・
その中に、入っていた封筒には、２作目が出来あがった報告と、
さきはなの皆へのお礼の文章が綴らたお手紙が入っていました
「～～静かなさきはなで皆様のおもてなしを受け、執筆できました～～～ありがとうございました～～」と・・

先生がさきはなにお越しになられたのは、約１年前
最初は小説家でいらっしゃるなんて全然知らずに、いつものように爆弾？？トークも・・

２回目にお越しの時に、実は・・・なんてお話しが・・
それから、何回かお泊りに・・・
いつも、いろいろなお話をさせていただいて、幸せな時間をご一緒させていただいておりました
もちろん１作目も、拝読しましたよ♪
いつかは、２作目を・・とおっしゃっていましたので、この本を見た時は、とても嬉しかったです

先生の小説は、とても優しく、そして心にす～っと入って来るので、まるで、自分の身の回りに起きている事のように、思えるのです。

早速お礼のお電話を・・・が・・逆にお礼を言われてしまい・・恐縮いたしました

小さな小さなご縁が・・やがて実を結び・・かけがえの無いご縁に・・・
宿である喜びを身体いっぱいに感じながら・・
お客様の幸せを切に願う女将でございます

３作～４作～楽しみがまた増えました

今日は晴天・・・よし経済活動だ！

若旦那夫婦と一緒に、新潟市の【ピアBamdai】へ、ご挨拶に行って来ました。

う～～んちょっと想像とは違っていましたよ・・

大きな建物の中に、いろんなお店があるとばかり思っていたのですが・・

そうではなく、一軒一軒　コンテナみたいな可愛いお店が並んでいました

（うん！なんかいい感じ）

隅から隅までずずずい～～～と嫁と私ははしゃぎながら見てまいりました

ひとまず、全部おじゃましてから昼食・・・そしてお買い物

【新潟の自慢の食材やうんめぇもん（旨いもの）が大集合！！】

とうキャッチコピーそのものでした

あ！肝心なご挨拶

「地震の影響で　キャンセルもかなりあって・・・」と私

「そうなんですよね～」と伊藤様

でも、最後はお互いに頑張りましょう！とがっちり手を組んで・・・・

お魚にパンに・・いろいろいっぱい買って来ました

これで、新潟が・・東北が・・いや日本が良くなるかなぁ～？

うん・・・きっと・・良くなります

皆様も、 経済活動を・・・・

新潟にお越しになられたら、是非ピアBandaiへ・・

最後に、ご報告・・嫁と私の端数関係は・・まだ続いております（笑　喜）

（さきはな通信　2010年4月をご覧下さい）

今日も、ありがたくお客様を見送らせていただきました。

町内会様、ご夫婦様、その他のお客様、本当にありがとうございました。

震災に遭われたご親戚からの帰り道・・・
福島からも、ご家族で思いっきり深呼吸をしたくて・・・とご家族連れが・・
「近くに清水はありますか？」「さきはなのお水でも宜しいですか」
安心してお水が飲めない・・こんな悲しい事実を目の当たりににして、言葉もありません

どうぞ・・・車にポリをたくさん積んで来て下さいませ
そして美味しいお水をお持ち帰り下さい
そんな事しかできませんが・・・
さきはなファミリー一同　皆様が笑顔になれるように、
精一杯おもてなしをさせていただきたいと存じます