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日本の心

「失礼いたします」
お部屋へのご挨拶に伺いました。
前を見ると、浴衣がとってもお似合いの子供さん。
思わず
「まあ!お兄ちゃんお似合いだこと」と言ってしまいました。
お聞きしたら、剣道をやっていらっしゃるとのことでした
いつも剣道着を着てるからでしょうか?何かちがうんですよね~
背筋が伸びて本当に姿勢が良いのでびっくりしました。
「ほめられたからやめれないよ」とお母さん
つらくてやめたい時もあるんでしょうね・・・・・・
頑張って辞めないでいただきたいですね。
日本の心を感じたひと時でした。
大人になった時、是非お会いしたいと思いました。

行ったり来たり 2

当ホテルは、結構、滞在のお客様が多いんです。(お泊りの翌日14時まで)
いつものことながら、昼食の時間は、てんやわんや。
そんな訳で今日は私が滞在の方の昼食をお出ししました。
2階のパントリーから(配膳室)
「加藤く~ん!●●様の食事あげて~」
「は~い」
しばらくして
「女将!上げました~」
ダムウエーター(調理場からお料理を上げるエレベーター)が動き出し・・・・・
ところが!!!!!!2階を通り過ぎそのまま3階へ・・・・・・
(え~~~~~そ・そんなぁ)
あわてて3階までかけあがり、急いで2階に戻りお出ししました。
調理場へ戻って、加藤君に
「なんで3階なの?もう~」
はっと我に返り(そうだわざわざ行かなくても、エレベーターで降ろせばよかったんだ)
私の姿を想像したらしい加藤君、謝ることを忘れ大・爆・笑・ ありえな~い

行ったり来たり?

お客様をお部屋へご案内しようと、ご一緒にエレベーターに乗りました。
「もう皆着いてますか?」
「はい、ほとんど着かれました。」
などと話をしながら・・・・・
「それではこちら二階の202号室でございます。」  「そうですか」
二人で部屋の前へ・・・
ところがそこには違う方のお名前が
「す・すみません3階でございました。」 「エッ!ああそうですか」
再びエレベーターへ・・・
「申し訳ございません、302号室でございます。」 
ところがそこにも違う方のお名前が・・・・・
「すみません、やはり二階でございました。」 「あはは(笑い)どうしたんです?」
またまたエレベーターへ・・・・
はっとして!!!(203号室だったこ事にようやく気付き)
「お待たせ致しました、こちらでございます」
恥ずかしくて、恥ずかしくて笑ってごまかすしかありません。
「すみませんでした!!!宴会の時お詫びに何かサービスしますね」
「いや~、楽しかった!女将と・・・・・」 
お客様の心の深さに感謝、感謝です。
そして宴会では・・・・ご想像どうりの展開が待っていました。

甘いもの大好き!

皆様大変ご無沙汰しておりました。フロントの金山です。
今日久しぶりにさきはな通信を書き込む時間ができました。
 本当にいろんな事がありすぎのさきはなでの今日の出来事は・・・
私が今日知人から頂いたお菓子の詰め合わせを旅館に持ってきました。
一人暮らしの私では食べれないし、皆で・・・と思い・・・
「女将・・・皆で食べて下さい。」
「ああああ~お菓子だぁぁぁ!!」
とそこへ仕事の用事で事務所にあやりんが入ってきてしまったのです。
「あやちゃ~んお菓子だよぉ~」
「え!!お菓子!!わぁ~い」
あやりんは飛びはねながら女将の側にいったのです。
「あやりん~どれにする?」
「あやいちごにしよっかなぁ・・・ん~でもこれにしよっかなぁ」
「女将はぁこれにするぅ」
・・・はじまった・・・私はバットタイミングにお菓子を渡してしまったようだ・・・
しばらく続いた二人の会話は途切れず、
「女将、この予約のお客様なのですが・・・」
「ん~これも食べたいなぁ」
「女将・・・あのちょっといいですか?」
「あ~ん1っこなんてえらべなぁ~い」
「女将!!お菓子は逃げないので仕事の話していいですか?!!」
「ん~やっぱりこれがいいかなぁ」
全然私の話を聞いてない・・・
「お~か~みぃ~」
「へ?なにさっちゃん?」
やっと気づく女将・・・
「お菓子は後でいいから仕事しなさ~い」
「あ~んさっちゃんごめんなさ~い」
ハァ・・・私はやっぱり頭を抱えてしまった・・・

更新日: 2007年3月29日

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